2022年11月27日日曜日

湿地性カラー 11月

A4-size (297 x 210mm) Be art paper.
Faber Castell Polychromos 103, 267, 165, 167, 170, 205, 274.

2018年6月11日月曜日

湿地性カラー Zantedeschia aethiopica


カラーは花もたいへん魅力的ですが、
葉の形や葉脈や厚みには強い生命力を感じます。

今回は葉をたくさん描き分けるため、
自分なりに色の選び方を考えて描いてみました。

使った色番号を自分用のノートとして書いておきます。
葉の明暗づけは:
Faber-Castell Polychromos 231 Cold Grey II
233 Cold Grey IV
234 Cold Grey V
235 Cold Grey VI
を使って、おおまかなモノクローム画にしました。

葉の暗い部分は:
267 Pine Green
278 Chrome Oxide Green
をおもに使い、
葉の特に暗い部分は、他の色と組合せて:
157 Dark Indigo
159 Hooker's Green
246 Prussian Blue
249 Mauve
を使ってみました。

葉の明るい部分は:
103 Ivory
170 May Green
172 Earth Green
168 Green Yellowish
154 Light Cobalt Turquoise
103+278 Ivory + Chroe Oxide Green
103+168 Ivory + Green Yellowish
表面の反射は、これらの色のほかに、消しゴムが必須でした。
ハイライト部分は塗らないのが正統的だと思いますが、
まだ技量が未熟で、そうもいきません。

葉の中間の色は:
167 Permanent Green Olive
Holbein Artists' Colored Pencil OP 294 Jasper Green

花の色は:
185 Naples Yellow
103 Ivory
270 Warm Grey I
271 Warm Grey II
そのほか紙の白を残しましたが、
実物は白色ではなく 103 Ivory に近い色です。

紙は WINSOR & NEWTON Cotman Water Colour Paper, F4 Smooth で、
私の筆圧が弱いせいでしょうが、
この紙では、紙の目(白い斑点)がどうしても残り、
ガサガサした感じになってしまったので、Full Blender でつやを出しました。
色の濃い部分は、もっと筆圧を強くしてもよかったかなと思います。

2022年11月18日追記:
Beアートペーパーが2020年に発売され、色鉛筆で植物を描くのに使いやすい紙だと思いますので、これからBeアートペーパーを使って描こうと考えています。

2018年6月1日金曜日

ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis


去年は剪定の時期をまちがえて、一本も咲かなかったガクアジサイが、
2年ぶりに、枝ごとに思い思いの姿で、たくさん咲き誇っています。

来年も描くときに参考にしたいので、
使った色番号を自分用のノートとして書いておきます。
外側のがく:Faber-Castell Polychromos 137 Blue Violet,
 FC 138 Violet, FC 139 Light Violet, FC 146 Sky Blue, 

 FC 144Cobalt Blue-Greenish, FC 141 Delft Blue, 
 FC 232 Cold Grey III, FC 230 Cold Grey I.

内側のつぼみ:先に FC 205 Cadmium Yellow Lemon, 
 FC 170 May Green, FC 139 Light Violet で位置をマークしてから、
 FC 146 Sky Blue, FC 139 Light Violet, FC 143 Cobalt Blue で陰影をつけ、
境界を FC 234 Cold Grey V のグレーで区切りました。
数が多くて描くのに手間がかかりました。
この絵の生育段階からさらに進むと、青紫色になり少しずつ開花します。


葉:FC 170 May Green, FC 168 Earth Green Yellowish, 
 FC 167 Permanent Green Olive, FC 267 Pine Green, 
 FC 272 Warm Grey III, FC 230 Cold Grey I, FC 234 Cold Grey V.

がくと葉 Caran d'Ache Full Blender を使いました。
紙は:Winsor & Newton Cotman WaterColourPaper, Sketch Pad, B5 Smooth.

2018年5月12日土曜日

クスノキ (葉の交代 3月30日) Cinnamomum camphora (L.) J.Presl (March 30)



この時期のクスノキの葉は、紅葉から新緑まで一度に見られるので、
とてもカラフルです。
クスノキはたいへん大きな木ですが、人の目の高さにも枝を茂らせて
葉の世代交代のショーを見せてくれます。

使った色番号を自分用のノートとして書いておきます:
Colored pencils:  Holbein OP242, OP251, OP240 + Faber-Castell Polychromos 226 (young leaves),
          FC132 + OP242 (young leaves),
          FC278, FC157, FC181, FC178, FC168 (branch).

Paper: Winsor & Newton Cotman Water Colour Paper, F3 Smooth.




FC191, FC283, FC115,FC167.

2017年12月5日火曜日

2017年11月9日木曜日

ウラジロガシ (ドングリ) Quercus salicina Blume



樹冠の内側から、葉裏を見る向きに描きましたので、
逆光になりました。

Leaf: Faber-Castell 143, 145, 106, 167, 168, 170, 172, 174, 267, 274, 278.
Branch: FC103, 173, 177, 273.
Acorn: FC172, 177, 178,180.

2017年10月15日日曜日

ヨウシュヤマゴボウの実, Phytolacca americana L.

北アメリカ原産で、実も有毒とのこと。

Stem: FC133, FC134, FC119, FC125, FC193.
Berries: FC137, FC157.
Leaf:FC103, FC165, FC167, FC168, FC172, FC174, FC278, FC154, FC232, FC233.
葉の一部に Odorless Petroleum,
実以外に Full Blender.

2017年9月3日日曜日

シュウカイドウ, Begonia grandis Dryand.

まず 2B の鉛筆で下書きスケッチしてから、
色見本と照らし合わせてメインの色を決めて、スケッチに記入しました。
細部はレファレンスフォト数コマを参照して描きました。
花と茎:FC107, FC119, FC124, FC123, FC272, FC226, FC118, FC217.
葉:FC103, FC278, FC170, FC165, FC168, FC125.
紙:ニューTMKポスター紙 特厚口 B本判四切を4つに切ってB5版大にしたもの
色見本(はがき縦半分の大きさ)



2017年8月23日水曜日

オキナワスズメウリ(未熟な実), Diplocyclos palmatus (L.) C. Jeffrey ; Impression の紙による差


実のくっきりとした白い模様を、どういう方法で描くか迷いました。

ニューTMKポスター紙特厚口 (225g) を使って、
最初に Faber-Castell Polychromos の薄い色を強く塗ってから、
周囲のグリーン系色を、鉛筆を倒して軽く塗ると、その薄い色が残せました。
その理由は、この紙は強く塗るとへこむので、
エンボスペンと同じように impression が出るためだと思います。
Fabriano Classico 5 (210g)や、VIFART 細目 (242g) でも同じようにできます。

逆に言えば、強い筆圧をかけて塗ると、紙がへこみやすいということです。
しかし Polychromos より柔らかめの鉛筆なら、へこみは浅いでしょう。

KMKケント#200 (209g) や、Winsor & Newton Cotman 細目 (270g) では、
私の筆圧ではへこみにくいですが、もっと強く塗れば impression がつきます。
ただし、Cotman 細目のようなへこみにくい紙での本来の正統的な描き方というのは、
白斑の外周を描いてから、外側の地の部分を尖った鉛筆を倒さずに立てて
細かく丁寧に塗りつぶすやり方でしょうね。

今回は、(1) 紙の柔らかさ、 (2) 鉛筆の硬さ、 (3) 筆圧、
この3要素がそろって、鉛筆による impression が表れたようです。

我が家のグリーンカーテンの一員となっているオキナワスズメウリ、
蜂ではなく蟻が授粉しているように見えます。
地球儀の経度線のような模様を見ていると、見飽きません。
熟して色づくのが楽しみです。ただし有毒とのこと。

上の絵で使った画材:
ニューTMKポスター紙
実の模様: FC101, FC103, FC271
実の地色: FC174, FC168, FC170, FC102, FC173
 Odorless Petroleum,
ぺトロールが乾かないうちにFC101などの模様色をもう一度、上塗り
Full Blender.


この絵で使った画材:
Fabriano Classico 5
FC271, 270, 101, 272, 167, 172, 278, 267, 178, 168, 170, 102, 274.

2017年5月28日日曜日

シュウカイドウ, むかごから発芽, Begonia grandis Dryand. germinating from a bulblet



葉の縁まで緑で塗る代わりに、輪郭を3Hの鉛筆で描いたのですが、
それが良かったかどうかは微妙です。
自然に落ちたむかごと、その場所で生きるシュウカイドウ。応援します。

葉:
FC102, FC103, FC270, FC272, FC205, FC170, FC168, FC185,
むかご:
FC102, FC103, FC268, FC179, FC280, FC160.

色鉛筆で植物を描く際に参考になった書籍, Webページ

ここに紹介するのは、私のわずかな経験からですが、
個人的に色鉛筆で植物を描く際に参考になった書籍と、Webページです。
著者の皆さんに感謝します。
(2022年11月追記:次の2冊は入手困難です。
  ・色鉛筆の基本的な使い方については:
   生田貴子著 ちょっと始めて ぐーんと上達 色鉛筆レッスンノート  グラフィック社
   生田貴子著 スーパー色鉛筆アート ホルベイン
    が、植物を素材にしていて参考になりました。
    作例にホルベイン製の色鉛筆を使っている本ですが、
    近い色を選べば、他のメーカーの色鉛筆でも問題ありません。
    使う紙の質(表面の平滑さや厚み)のほうが大きく影響します。)

   追記:生田貴子著 色鉛筆で描く美しい花 池田書店
     が、2018年6月18日に発売されました。
     グレーで下塗りする理由や、暗い色から塗る理由などが、
     初心者にもわかりやすく説明されています。
     作画の各段階ごとの写真が載っています。
  
・色鉛筆の基本的な使い方のビデオとしては:
 Ann Swan のWebページで色の選び方のビデオなどを見ることができます:
 Creative Colour Mixing Workbook By Ann Swan
 下記のWebサイトには、数名のアーティストのビデオが載せてあります:
 BOTANICAL ART & ARTISTS, Video Tips - Coloured Pencils By Katherine Tyrrell 
 YouTube では、さまざまな色鉛筆アーティストのビデオがみられます。たとえば:
 Colored Pencil Techniques Made Easy with Janie Gildow
    Getting Started with Botanical Drawing by Wendy Hollender

・洋書で色鉛筆による植物画の書籍では:
 Botanical Drawing in Color  By Wendy Hollender 
 Botanical Drawing Using Graphite and Coloured Pencils    By Sue Vize
 Botanical Portraits With Colored Pencils    By Ann Swan
  前2者は基本から丁寧に解説してあり、勉強になります。
  後者は色鉛筆で描いた精緻な植物画を見せてくれます。
  いつかこのように描けるようになりたいと思います。
  ここでは書籍を紹介しませんが、バーニッシャやソルベントの利用については、
  米国の色鉛筆アーティストに学ぶ点が多くあります。

・色鉛筆による植物画の和書では:
 野村陽子著 野村陽子のボタニカルアートレッスンブック―色えんぴつで描く ほおずき書籍
  野菜・果物・バラ・コスモスを例に、使用色とワンポイントアドバイスが載せてあります。

 野村典成著 色鉛筆で描くボタニカル・アートLesson 誠文堂新光社
  17種の植物について使用色が書いてあり、絵の描き方についても勉強になりました。
  著者の植物に対する強い思い入れを感じました。

・つぎの書籍2点では、色鉛筆も含めて植物画全般の描き方を初心者向けに書いてあります:
 Botanical Illustration  By Valerie Oxley
  この本では、トレーシングペーパーの裏面にグラファイト鉛筆ではなく、
  色鉛筆を塗って転写することを勧めていて、合理的だと思いました(p.152)。
 Botanical Illustration for Beginners  By Meriel Thurstan and Rosie Martin
  この本では、白い花を描く際のポイントがとくに参考になりました(p.113-119)。

・トレーシングペーパーから転写する際に、鉛筆ではなく、0.3mmのハイブリッドペンを
 使うよう勧めているのが西本眞理子氏で、たとえばつぎの本にもそれが紹介されています:
 西本眞理子著 DVD付 植物画・はじめての彩色レッスン 日貿出版社
  私は赤の0.3mmハイブリッドペンを使うこともありますが、
  H~3Hのグラファイト鉛筆を細く削ってトレースすることのほうが多いです。

(2022年11月追記:河合ひとみ著 描き込み式 花の色鉛筆ワークブック 誠文堂新光社  には、トレーシングペーパーを使って写真からケント紙へ転写する際に、表を3H鉛筆、裏を2H鉛筆で描いて一円玉でこすって転写する方法が紹介されています。この方法だと裏に輪郭線のほかに余分な鉛筆を塗らないので、画紙が汚れなくてよいと思います。)
 
・下記のサイトも参考になりました:
 Colored Pencil Painting By Libby Kyer



By Katherine Tyrrell 

・植物の形態については、つぎのWebページが役に立ちました:
 福原 達人 准教授(福岡教育大学 教育学部)の 植物形態学 の講義ページ
  シランや、アヤメの花の造りをよく理解することができました。


・葉の鋸歯の役割については、つぎのWebページが参考になりました:
 鋸歯の役割 みんなのひろば 日本植物生理学会
  このページは、ほかの疑問にも答えてくれていて、 参考になりそうです。

・ヒマワリの種の配置や、松ぼっくりの鱗片の配置が、フィボナッチ数の渦巻きになっていることは、
 たとえばつぎの文献にあります:
 佐藤修一著 自然にひそむ数学 講談社ブルーバックス p.232-235.
 この本では、葉序の開度についても書いてあります。

以下 色鉛筆の耐光性について 2022年12月追記:

私はポリクロモスを常用してきましたので、ポリクロモスの耐光性についてWebサイトを調べてみました。

1. ファーバーカステルでは美術館の条件下耐光性をテストし(tested under museum conditions)、評価はBlue Wool Scale を基準として最上位2ランクの色に星3つをつけていることが、つぎのサイトで示されています。美術館の条件下というのは、詳細は不明ですが太陽光が当たらない条件下と推測されます。

https://www.rexart.com/media/color_charts/f-c/f-c_lightfastness.html


2.  Blue Wool Scale を使うASTM Standard D5383については下記に紹介されています。

https://cpsa.org/about/testing-by-cpsa/

この基準では、美術館の条件下ではなく、太陽光に当てて、Blue Wool Scale で評価することとされています。ファーバーカステルのテスト(美術館の条件下)とは当てる光が異なると考えられます。Colored Pencil Society of AmericaではこのD5383によって独自に色鉛筆の耐光性を評価しています。その評価結果はメンバー限定の情報です。


3. ASTM Standard D6901 (2003年)については、下記に簡単に方法が紹介されています。

https://cpsa.org/about/astm-standard/

この基準では、太陽光とキセノンアーク(可視光域の分光分布が太陽光のそれに近い)の両方を当てることとされています。


4.  つぎのWebサイトPencil Topicsでは、Judith Crown氏が実際にイスラエルで太陽光に14週(イギリスで数年間の太陽光に相当)当てて耐光性を調べて2018年にWebに公表した結果を紹介しています。

https://www.pencil-topics.co.uk/lightfastness-test.html#gallery[pageGallery]/10/

ポリクロモスは黄色系と薄紫系の色が著しく退色しています。緑色系も退色し青色味の方へ色相が移っています。そのため退色を防止する措置が必要と述べています。このように実際に太陽光に当てる条件下では、ポリクロモスとヴァンゴッホとの耐光性の差が現れています。


5. つぎのサイトでも、Lisa Beckers氏が2017年に実際に太陽光に1年間当てて耐光性を調べています。

https://lisabeckers.nl/research/lightfastness-colour-pencil-research/

私が植物を描く際によく使うポリクロモス167を含めて多くの色が、かなり退色しています。また、ポリクロモスとルミナンスとの耐光性の差が現れています。

6.2022年10月に公表されたつぎのStephanie Kilgast氏のサイト(窓際で2年、ヴァンゴッホは1年光に当てる)も参考になりました。上記の4番のサイトに触発されて自ら調べたそうです。

https://www.stephaniekilgast.com/blog/lightfastness-colored-pencils

同氏のYouTubeは、

https://www.youtube.com/watch?v=v4f68Vip4Wo

以上 2022年12月 追記終わり

2017年5月23日火曜日

湿地性カラー"ウェディングマーチ", もうすぐ開花 Zantedeschia aethiopica 'Wedding March' blooming soon 

5月24日 画像を追加します。
同じ花を、見る角度を変えて描きました。
FC270, FC271, FC272, FC102, FC103, FC154, FC168, FC170, FC167, FC172, FC278,
+Odorless Petroleum, Full Blender.

以下は5月23日の記事です。

茎がもっと上へ伸びたら、葉を背景にできないので、
花の描き方を工夫しないといけませんね。

花の色:
FC103 Ivory,
FC230 Cold Grey II,
FC233 Cold Grey IV,
FC165 Juniper Green,,
FC167 Permanent Olive Green,
FC170 May Green.
葉:
花の色に加えて、
FC168 Earth Green Yellowish,
FC172 Earth Green.




2017年5月17日水曜日

タブノキ 若葉, Machilus thunbergii Siebold et Zucc (young leaves)


タブノキの若葉は、花が咲いたかのように見えます。

古い葉は、濃緑色の FC267, FC278 などに、
FC109 Dark Chrome Yellow を加えて、
実際の色に近い色を出せたと思います。

若い葉も、緑鮮やかな FC171 だけでは不自然でしたので、
黄色系を混色しました。

福原 達人 准教授(福岡教育大学 教育学部)の 植物形態学 の講義ページ
に、タブノキの花の構造などについて、詳しく載っていました。


2017年5月14日日曜日

バラ "アイスバーグ", Rosa 'Iceberg'


今回は薄く着色するだけにしてみました。
つぎに描くときは、輪郭のグレーのグラデーションをもっと濃くしたり、
周辺の花びらだけを着色して中心の花びらを白く残したり、
背景を着色したりしてみます。


花:
FC272 Warm Grey III,
FC271 Warm Grey II,
FC270 Warm Grey I,
FC146 Sky Blue,
FC102 Cream,
FC103 Ivory,
Odorless Petroleum.

茎と葉:
FC267, FC172, FC167, FC174, FC159, FC168, FC170, FC268, FC225, FC157,
Full Blender..

2017年5月13日土曜日

アヤメの花, Iris sanguinea Hornem.



特徴的な花基部の紋様がむずかしいです。

花の色は次の色を使い、途中で揮発性油を使って紙に染ませました。
FC137 Blue Violet,
FC141 Delft Blue,
FC136 Purple Violet,
FC139 Light Violet,
FC120 Ultramarine,
FC157 Dark Indigo,
FC133 Magenta,
FC268 Green Gold,
FC103 Ivory,
Odorless Petroleum, and Full Blender.

2017年5月11日木曜日

コナスビ, Lysimachia japonica Thunb.


実際の花の大きさは1cm程度、葉には細かい毛があります。
シバザクラの中にあったので、
本来の姿ではなく、やや徒長ぎみのようです。
黄色の花びらに、黄色の葯は、とても描きにくいです。
最初にグレーで葯に明暗をつければよかったかな。

2017年5月8日月曜日

シラン開花, Bletilla striata Reichb. fil.


シランは、群生している姿をいつか描いてみたいと思います。
今回は初めてなので、一株だけ描くことにして、
福原 達人 准教授(福岡教育大学 教育学部)の 植物形態学 の講義ページ
を参考に花を拡大して描きました。

花は次の色を使いました:
FC134 Crimson,
FC119 Light Magenta,
FC138 Violet(使わないほうがよかったかも),
FC101 White.

葉は:
FC278, FC174, FC168, FC170, FC159, FC172,
FC102.
くさび状に尖らせた消しゴムで、脈に沿った反射を入れました。
最初に薄い色を塗っておけばよかったかもしれません。

茎は:
FC133 Magenta,
FC170 May Green.

2017年5月4日木曜日

アカメガシワ若葉, Mallotus japonicus



アカメガシワの魅力は、色鮮やかな若葉ですね。
Mallotus japonicus (Thunb.) Müll.Arg.  young tree 幼木

2017年4月30日日曜日

ムサシアブミ開花, Arisaema ringens

Arisaema ringens
小葉が幅広で、3枚あるので、類縁の植物と区別できます。
仏炎苞の流線形模様が面白いと思いました。

2017年4月26日水曜日

アンスリウム, Anthurium andraeanum


光の当たり方によって葉の色合いが変わるので、
色づくりの勉強になります。
Anthurium andraeanum


2017年4月25日火曜日

ツツジの花, Rhododendron sp.


ツツジ Rhododendron sp.

人の背丈ほどの生垣いっぱいに咲いていました。
その中から2輪だけを描いてみました。
花の絵としては、手前の花のつけ根が、
枝につながる部分まで見えていたほうが
よかったかもしれません。

2017年4月21日金曜日

ガクアジサイの葉, Hydrangea macrophylla



Hydrangea macrophylla

葉の並び方が、ミント類と同じで
端正で 面白いと思いました。

葉脈のくぼみを上手く描けるように、
これから工夫してみます。

2017年4月17日月曜日

チューリップ, Tulipa gesneriana

微妙な色合いのチューリップを、色鉛筆で描いてみました。
このチューリップは、花が終わった後で、葉も紫色になりました。


植物画は水彩で描くのが一般的ですが、私は水彩画の水加減が苦手です。










湿地性カラー 11月

A4-size (297 x 210mm) Be art paper. Faber Castell Polychromos 103, 267, 165, 167, 170, 205, 274.