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ミニ水仙 ティタティタ, Narcissus cyclamineus cv. Tete a tete

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Flower: Faber-Castell 106, 205,107,109, 184, 268, 177. Leaf: FC267,167,168, 172, 159, 205, 106.

ウラジロガシ (ドングリ) Quercus salicina Blume

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樹冠の内側から、葉裏を見る向きに描きましたので、 逆光になりました。 Leaf: Faber-Castell 143, 145, 106, 167, 168, 170, 172, 174, 267, 274, 278. Branch: FC103, 173, 177, 273. Acorn: FC172, 177, 178,180.

ヨウシュヤマゴボウの実, Phytolacca americana L.

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北アメリカ原産で、実も有毒とのこと。 Stem: FC133, FC134, FC119, FC125, FC193. Berries: FC137, FC157. Leaf:FC103, FC165, FC167, FC168, FC172, FC174, FC278, FC154, FC232, FC233. 葉の一部に Odorless Petroleum, 実以外に Full Blender.

シュウカイドウ, Begonia grandis Dryand.

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まず 2B の鉛筆で下書きスケッチしてから、 色見本と照らし合わせてメインの色を決めて、スケッチに記入しました。 細部はレファレンスフォト数コマを参照して描きました。 花と茎:FC107, FC119, FC124, FC123, FC272, FC226, FC118, FC217. 葉:FC103, FC278, FC170, FC165, FC168, FC125. 紙:ニューTMKポスター紙 特厚口 B本判四切を4つに切ってB5版大にしたもの 色見本(はがき縦半分の大きさ)

オキナワスズメウリ(未熟な実), Diplocyclos palmatus (L.) C. Jeffrey ; Impression の紙による差

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実のくっきりとした白い模様を、どういう方法で描くか迷いました。 ニューTMKポスター紙特厚口 (225g) を使って、 最初に Faber-Castell Polychromos の 薄い色を強く 塗ってから、 周囲のグリーン系色を、鉛筆を倒して軽く塗ると、その薄い色が残せました。 その理由は、この紙は強く塗るとへこむので、 エンボスペンと同じように impression が出るためだと思います。 Fabriano Classico 5 (210g)や、VIFART 細目 (242g) でも同じようにできます。 逆に言えば、強い筆圧をかけて塗ると、紙がへこみやすいということです。 しかし Polychromos より柔らかめの鉛筆なら、へこみは浅いでしょう。 KMKケント#200 (209g) や、Winsor & Newton Cotman 細目 (270g) では、 私の筆圧ではへこみにくいですが、もっと強く塗れば impression がつきます。 ただし、Cotman 細目のようなへこみにくい紙での本来の正統的な描き方というのは、 白斑の外周を描いてから、外側の地の部分を 尖った鉛筆を倒さずに立てて 、 細かく丁寧に塗りつぶすやり方でしょうね。 今回は、(1) 紙の柔らかさ、 (2) 鉛筆の硬さ、 (3) 筆圧、 この3要素がそろって、鉛筆による impression が表れたようです。 我が家のグリーンカーテンの一員となっているオキナワスズメウリ、 蜂ではなく蟻が授粉しているように見えます。 地球儀の経度線のような模様を見ていると、見飽きません。 熟して色づくのが楽しみです。ただし有毒とのこと。 上の絵で使った画材: ニューTMKポスター紙 実の模様: FC101, FC103, FC271 実の地色: FC174, FC168, FC170, FC102, FC173  Odorless Petroleum, ぺトロールが乾かないうちにFC101などの模様色をもう一度、上塗り Full Blender. この絵で使った画材: Fabriano Classico 5 FC271, 270, 101, 272, 167, 172, 278, 267, ...

シュウカイドウ, むかごから発芽, Begonia grandis Dryand. germinating from a bulblet

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葉の縁まで緑で塗る代わりに、輪郭を3Hの鉛筆で描いたのですが、 それが良かったかどうかは微妙です。 自然に落ちたむかごと、その場所で生きるシュウカイドウ。応援します。 葉: FC102, FC103, FC270, FC272, FC205, FC170, FC168, FC185, むかご: FC102, FC103, FC268, FC179, FC280, FC160.

色鉛筆で植物を描く際に参考になった書籍, Webページ

ここに紹介するのは、私のわずかな経験からですが、 個人的に色鉛筆で植物を描く際に参考になった書籍と、Webページです。 著者の皆さんに感謝します。 (2022年11月追記:次の2冊は入手困難です。   ・色鉛筆の基本的な使い方については:    生田貴子著  ちょっと始めて ぐーんと上達 色鉛筆レッスンノート  グラフィック社    生田貴子著  スーパー色鉛筆アート  ホルベイン     が、植物を素材にしていて参考になりました。     作例にホルベイン製の色鉛筆を使っている本ですが、     近い色を選べば、他のメーカーの色鉛筆でも問題ありません。     使う紙の質(表面の平滑さや厚み)のほうが大きく影響します。)    追記:生田貴子著  色鉛筆で描く美しい花  池田書店      が、2018年6月18日に発売されました。      グレーで下塗りする理由や、暗い色から塗る理由などが、      初心者にもわかりやすく説明されています。      作画の各段階ごとの写真が載っています。    ・色鉛筆の基本的な使い方のビデオとしては:  Ann Swan のWebページで色の選び方のビデオなどを見ることができます:   Creative Colour Mixing Workbook By Ann Swan  下記のWebサイトには、数名のアーティストのビデオが載せてあります:   BOTANICAL ART & ARTISTS, Video Tips - Coloured Pencils By Katherine Tyrrell    YouTube では、さまざまな色鉛筆アーティストのビデオがみられます。たとえば:   Colored Pencil Techniques Made Easy with Janie Gildow     Getting Started with Botanical Drawing by Wendy Hollender ・洋書で色鉛筆による植物画の書籍では:   Botanical Drawing in Color   By Wendy Hollender    Botanical Drawing Using Gra...

湿地性カラー"ウェディングマーチ", もうすぐ開花 Zantedeschia aethiopica 'Wedding March' blooming soon 

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5月24日 画像を追加します。 同じ花を、見る角度を変えて描きました。 FC270, FC271, FC272, FC102, FC103, FC154, FC168, FC170, FC167, FC172, FC278, +Odorless Petroleum, Full Blender. 以下は5月23日の記事です。 茎がもっと上へ伸びたら、葉を背景にできないので、 花の描き方を工夫しないといけませんね。 花の色: FC103 Ivory, FC230 Cold Grey II, FC233 Cold Grey IV, FC165 Juniper Green,, FC167 Permanent Olive Green, FC170 May Green. 葉: 花の色に加えて、 FC168 Earth Green Yellowish, FC172 Earth Green.

タブノキ 若葉, Machilus thunbergii Siebold et Zucc (young leaves)

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タブノキの若葉は、花が咲いたかのように見えます。 古い葉は、濃緑色の FC267, FC278 などに、 FC109 Dark Chrome Yellow を加えて、 実際の色に近い色を出せたと思います。 若い葉も、緑鮮やかな FC171 だけでは不自然でしたので、 黄色系を混色しました。 福原 達人 准教授(福岡教育大学 教育学部)の 植物形態学 の講義ページ に、タブノキの花の構造などについて、詳しく載っていました。

バラ "アイスバーグ", Rosa 'Iceberg'

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今回は薄く着色するだけにしてみました。 つぎに描くときは、輪郭のグレーのグラデーションをもっと濃くしたり、 周辺の花びらだけを着色して中心の花びらを白く残したり、 背景を着色したりしてみます。 花: FC272 Warm Grey III, FC271 Warm Grey II, FC270 Warm Grey I, FC146 Sky Blue, FC102 Cream, FC103 Ivory, Odorless Petroleum. 茎と葉: FC267, FC172, FC167, FC174, FC159, FC168, FC170, FC268, FC225, FC157, Full Blender..

アヤメの花, Iris sanguinea Hornem.

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特徴的な花基部の紋様がむずかしいです。 花の色は次の色を使い、途中で揮発性油を使って紙に染ませました。 FC137 Blue Violet, FC141 Delft Blue, FC136 Purple Violet, FC139 Light Violet, FC120 Ultramarine, FC157 Dark Indigo, FC133 Magenta, FC268 Green Gold, FC103 Ivory, Odorless Petroleum, and Full Blender.

コナスビ, Lysimachia japonica Thunb.

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実際の花の大きさは1cm程度、葉には細かい毛があります。 シバザクラの中にあったので、 本来の姿ではなく、やや徒長ぎみのようです。 黄色の花びらに、黄色の葯は、とても描きにくいです。 最初にグレーで葯に明暗をつければよかったかな。

シラン開花, Bletilla striata Reichb. fil.

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シランは、群生している姿をいつか描いてみたいと思います。 今回は初めてなので、一株だけ描くことにして、 福原 達人 准教授(福岡教育大学 教育学部)の 植物形態学 の講義ページ を参考に花を拡大して描きました。 花は次の色を使いました: FC134 Crimson, FC119 Light Magenta, FC138 Violet(使わないほうがよかったかも), FC101 White. 葉は: FC278, FC174, FC168, FC170, FC159, FC172, FC102. くさび状に尖らせた消しゴムで、脈に沿った反射を入れました。 最初に薄い色を塗っておけばよかったかもしれません。 茎は: FC133 Magenta, FC170 May Green.

アカメガシワ若葉, Mallotus japonicus

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アカメガシワの魅力は、色鮮やかな若葉ですね。 Mallotus japonicus (Thunb.) Müll.Arg.    young tree   幼木

ムサシアブミ開花, Arisaema ringens

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Arisaema ringens 小葉が幅広で、3枚あるので、類縁の植物と区別できます。 仏炎苞の流線形模様が面白いと思いました。

アンスリウム, Anthurium andraeanum

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光の当たり方によって葉の色合いが変わるので、 色づくりの勉強になります。 Anthurium andraeanum

ツツジの花, Rhododendron sp.

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ツツジ  Rhododendron sp. 人の背丈ほどの生垣いっぱいに咲いていました。 その中から2輪だけを描いてみました。 花の絵としては、手前の花のつけ根が、 枝につながる部分まで見えていたほうが よかったかもしれません。

ガクアジサイの葉, Hydrangea macrophylla

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Hydrangea macrophylla 葉の並び方が、ミント類と同じで 端正で 面白いと思いました。 葉脈のくぼみを上手く描けるように、 これから工夫してみます。

チューリップ, Tulipa gesneriana

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微妙な色合いのチューリップを、色鉛筆で描いてみました。 このチューリップは、花が終わった後で、葉も紫色になりました。 植物画は水彩で描くのが一般的ですが、私は水彩画の水加減が苦手です。