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6月, 2018の投稿を表示しています

湿地性カラー Zantedeschia aethiopica

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カラーは花もたいへん魅力的ですが、 葉の形や葉脈や厚みには強い生命力を感じます。 今回は葉をたくさん描き分けるため、 自分なりに色の選び方を考えて描いてみました。 使った色番号を自分用のノートとして書いておきます。 葉の明暗づけは: Faber-Castell Polychromos 231 Cold Grey II 233 Cold Grey IV 234 Cold Grey V 235 Cold Grey VI を使って、おおまかなモノクローム画にしました。 葉の暗い部分は: 267 Pine Green 278 Chrome Oxide Green をおもに使い、 葉の特に暗い部分は、他の色と組合せて: 157 Dark Indigo 159 Hooker's Green 246 Prussian Blue 249 Mauve を使ってみました。 葉の明るい部分は: 103 Ivory 170 May Green 172 Earth Green 168 Green Yellowish 154 Light Cobalt Turquoise 103+278 Ivory + Chroe Oxide Green 103+168 Ivory + Green Yellowish 表面の反射は、これらの色のほかに、消しゴムが必須でした。 ハイライト部分は塗らないのが正統的だと思いますが、 まだ技量が未熟で、そうもいきません。 葉の中間の色は: 167 Permanent Green Olive Holbein Artists' Colored Pencil OP 294 Jasper Green 花の色は: 185 Naples Yellow 103 Ivory 270 Warm Grey I 271 Warm Grey II そのほか紙の白を残しましたが、 実物は白色ではなく 103 Ivory に近い色です。 紙は WINSOR & NEWTON Cotman Water Colour Paper, F4 Smooth で、 私の筆圧が弱いせいでしょうが、 この紙では、紙の目(白い斑点)がどうしても残り、 ガサガサした感じになってしま...

ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis

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去年は剪定の時期をまちがえて、一本も咲かなかったガクアジサイが、 2年ぶりに、枝ごとに思い思いの姿で、たくさん咲き誇っています。 来年も描くときに参考にしたいので、 使った色番号を自分用のノートとして書いておきます。 外側のがく:Faber-Castell Polychromos 137 Blue Violet,  FC 138 Violet, FC 139 Light Violet, FC 146 Sky Blue,   FC 144Cobalt Blue-Greenish, FC 141 Delft Blue,   FC 232 Cold Grey III, FC 230 Cold Grey I. 内側のつぼみ:先に FC 205 Cadmium Yellow Lemon,   FC 170 May Green, FC 139 Light Violet で位置をマークしてから、  FC 146 Sky Blue, FC 139 Light Violet, FC 143 Cobalt Blue で陰影をつけ、 境界を FC 234 Cold Grey V のグレーで区切りました。 数が多くて描くのに手間がかかりました。 この絵の生育段階からさらに進むと、青紫色になり少しずつ開花します。 葉:FC 170 May Green, FC 168 Earth Green Yellowish,   FC 167 Permanent Green Olive, FC 267 Pine Green,   FC 272 Warm Grey III, FC 230 Cold Grey I, FC 234 Cold Grey V. がくと葉 に Caran d'Ache Full Blender を使いました。 紙は: Winsor & Newton Cotman WaterColourPaper, Sketch Pad, B5 Smooth.