湿地性カラー Zantedeschia aethiopica
葉の形や葉脈や厚みには強い生命力を感じます。
今回は葉をたくさん描き分けるため、
自分なりに色の選び方を考えて描いてみました。
使った色番号を自分用のノートとして書いておきます。
葉の明暗づけは:
Faber-Castell Polychromos 231 Cold Grey II
233 Cold Grey IV
234 Cold Grey V
235 Cold Grey VI
を使って、おおまかなモノクローム画にしました。
葉の暗い部分は:
267 Pine Green
278 Chrome Oxide Green
をおもに使い、
葉の特に暗い部分は、他の色と組合せて:
157 Dark Indigo
159 Hooker's Green
246 Prussian Blue
249 Mauve
を使ってみました。
葉の明るい部分は:
103 Ivory
170 May Green
172 Earth Green
168 Green Yellowish
154 Light Cobalt Turquoise
103+278 Ivory + Chroe Oxide Green
103+168 Ivory + Green Yellowish
表面の反射は、これらの色のほかに、消しゴムが必須でした。
ハイライト部分は塗らないのが正統的だと思いますが、
まだ技量が未熟で、そうもいきません。
葉の中間の色は:
167 Permanent Green Olive
Holbein Artists' Colored Pencil OP 294 Jasper Green
花の色は:
185 Naples Yellow
103 Ivory
270 Warm Grey I
271 Warm Grey II
そのほか紙の白を残しましたが、
実物は白色ではなく 103 Ivory に近い色です。
紙は WINSOR & NEWTON Cotman Water Colour Paper, F4 Smooth で、
私の筆圧が弱いせいでしょうが、
この紙では、紙の目(白い斑点)がどうしても残り、
ガサガサした感じになってしまったので、Full Blender でつやを出しました。
色の濃い部分は、もっと筆圧を強くしてもよかったかなと思います。
2022年11月18日追記:
Beアートペーパーが2020年に発売され、色鉛筆で植物を描くのに使いやすい紙だと思いますので、これからBeアートペーパーを使って描こうと考えています。